ShareThis vs. Social9

Social9 は、「市場で最もシンプルなソーシャル共有ウィジェット 」の作成と管理を専門とするソーシャル共有のプラグイン ビルダーです。2012年の発売以来、サンフランシスコを拠点とする同社の代表的なソーシャル共有ウィジェットは、35万以上のウェブサイトで利用されており、世界中で毎月1億5000万人のユーザーが利用していると推定されます。

Social9のウェブサイトにアクセスすると、"Get FREE Share Buttons"というクリック可能なリンクを通して、WordPress、Tumblr、Blogger、Magneto、Shopify、ZenCartなど、19種類のウェブコンテンツ管理システムのリストが表示されます。専用ウィジェットは、サイトやモバイルアプリ、ニュースレターなどに追加できます。Social9では、ブランド化プラットフォームに加えて、カスタマイズされたフレームワークに対応する”Code your own”というオプションも用意されています。

プラットフォームシステムを選択すると、ユーザーはインストールガイドのページに移動します。例えばWordPressの場合、Social9をダウンロードして、WordPressのプラグインディレクトリ、またはダッシュボードの"Open Social Share"プラグインセクションで開くことができます。

ダウンロードが完了し、プラグインが有効化されると、"Social Sharing"タブ内でウィジェットの選択、配置、外観をカスタマイズすることができます。Social9プラグインは、WordPressのマルチサイトに加え、Facebook、Google+、Twitterなど、50種類以上のソーシャルネットワークをサポートしています。

Social9は競合他社とは異なり、完全に無料のサービスを提供しています。Social9は、このソーシャル・シェア・ウィジェットが 「永久に無料」であることを提唱しています。どのプラットフォームでも、ユーザーは無制限にダウンロードが可能です。

多くのインターネット製品と同様、Social9のレビューには様々な意見が寄せられています。「プラグ＆プレイ」を求めていたユーザーの多くは、ソーシャル共有ウィジェットに大体満足しているようです。一部のユーザー評価として 「簡単なインストール」 「洗練されたユーザーフレンドリーなデザイン」などが挙げられます。その他「導入前も使用中も、素晴らしいカスタマーサポートが提供された」という評価です。

一方で、Social9の多くの機能やクレームを問題視する顧客や複数のレビュアーも存在します。 WordPressソーシャル シェア フォーラム によると、特により複雑な利用状況でウィジェットを使用している人々からの不満が明らかになっています。

例えば、あるレビュアーは、Social9が 「バグが多い 」ことを嘆いていました。この人は正確な"Times Shared Counter"に頼っていますが、報告されたカウントにはいくつか矛盾があったそうです。また、あるLoginRadiusユーザーは、ボタンを適切な場所に配置するのに苦労しました。このユーザーは、ソーシャルカウンターが重ならないようにボタンを配置するのは難しいと述べています。

ShareThisとSocial9は、ソーシャルメディア、アプリ、従来のウェブサイトなど、ユーザーが選ぶプラットフォームにトラフィックを誘導することを目的としていますが、ShareThisは、特にカスタマイズの方法において、競合他社よりも包括的なアプローチを提供しています。

ShareThisは、デスクトップサイトから簡単にアクセスできる、直感的なデザインオプションを備えています。ユーザーは、最も広く利用されている25種類のソーシャルネットワークサイトを選ぶことができます。ボタンの配置、ラベル、サイズ、色などのデザインオプションを選択しながら、必要に応じて25個すべてのボタンを一度に追加することができます。これはSocial9が提供することのできない、ユーザーの時間節約のための基本機能です。

これは競合他社の「シンプル 」という表現よりも、ShareThisが多方面において包括的なカスタマイズ性を促進している一例に過ぎません。本格的なウェブデザイナー、ビジネスオーナー、インフルエンサーなど、自分の言葉で顧客層を広げようとしている人たちにとって、ShareThisは完璧であると共に柔軟性を備えた選択肢となります。